エントリートリガーノード

「エントリートリガーノード」を使って、ユーザーがどのようにジャーニーにエントリーするかを指定することができます。[トリガーを追加] をクリックして、トリガーの種類を選択します。


過去の条件

既存のセグメントを過去の条件として使用するか、イベントと属性を手動で組み合わせて条件を定義できます。ジャーニーがアクティブになると、これらの条件を満たすユーザーはジャーニーにインポートされます。最初のインポート後、条件を満たすユーザーが6時間ごとに確認され、ジャーニーに追加されます。

  • セグメントを使用する:含める/除外するセグメントを選択します。少なくとも1つのセグメントを含める必要があります。
  • 条件を定義する:含める/除外するイベントと属性を選択します。
    • [含めるユーザー] セクションでは、指定されたユーザー属性を持つユーザーや、指定されたユーザーイベントを実行したユーザーを含めることができます。[除外するユーザー] セクションでは、指定されたユーザー属性またはイベントを持つユーザーを除外することができます。
    • 1つまたは複数の条件を追加することができます。[すべて] を選択した場合、ユーザーはすべての条件を満たす必要があり、[いずれか] を選択した場合、条件のいずれかを満たすユーザーが、条件を満たしたとみなされます。
    • [直近のイベントのみを考慮する] に日数を入力します。この期間内に発生したイベントのみが、条件を満たしたユーザーの判定に使用されます。この設定は、条件として設定されているユーザー属性には適用されません。
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制限:

1日以内にアップロードされた新しいオフラインユーザーは、過去条件に含める処理が間に合わない可能性があります。


リアルタイムイベント

1つのイベントを、エントリートリガーイベントとして選択できます。このイベントを完了したユーザーは、ただちにジャーニーにエントリーします。以下の点にご注意ください。

  • ユーザーがジャーニーにエントリーするのは、ジャーニーが有効になった後にトリガーイベントを完了した場合のみです。
  • トリガーイベントがオフラインイベントの場合、イベントのタイムスタンプがジャーニーの有効化時間より後である必要があります。また、ユーザーはイベントがアップロードされた後にジャーニーにエントリーします。
  • イベントパラメーターに条件を設定する際、一致しない 演算子は、パラメーターが存在しない場合も、true となります。例えば、"product_category" 一致しない "book " は、エントリートリガーイベントが product_category イベントパラメーターが存在しない場合でも、true となります。

既存の [オーディエンスフィルター] を使用して、ジャーニー参加対象のユーザーを明示的に含める/除外することができます。

  • 含める:指定されたいずれかのセグメントに属するユーザーがトリガーイベントを完了すると、ジャーニーにエントリーします。
  • 除外する:トリガーイベントを実行しても、除外セグメントに属するユーザーはジャーニーにエントリーしません。
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セグメントの更新頻度

ジャーニーマップ内のセグメントは、6時間ごとに更新されます。そのため、ユーザーがセグメントに追加または削除されるまでに、最大6時間の遅延が発生する可能性があります。


日付ベース

ユーザーが関連する特定の日付に基づいて、ジャーニーにエントリーできるようにします。よくあるユースケースは、以下のとおりです。

  • 誕生日特典:ユーザーの誕生月にクーポンを送信します。
  • 会員資格の有効期限:会員資格が失効する5日前に、更新リマインダーを送信します。
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注:

ユーザー属性を日付ベースのトリガーとして使用する場合の要件については、日付形式データのトラッキング を参照してください。現在、イベントパラメーターを日付ベースのトリガーとして使用することはできません。

トリガーとして使用するユーザー属性を選択して、タイミングを設定します。ユーザーの生年月日のような過去の日付を使用する場合、[年を無視する] を選択します。

以下のスクリーンショットでは、ユーザーは自身の生年月日が属する月の初日にジャーニーにエントリーします。例えば、1980年4月10日生まれのユーザーは、ジャーニースケジュールに従って毎年4月1日にジャーニーにエントリーします。[年を無視する] を選択しない場合、ユーザーの生年月日が1980年として扱われるため、ジャーニーはトリガーされません。