オフラインユーザーをオンラインフォロワーに変える

背景

多くのブランドは、ユーザーデータの分散やコミュニケーションチャネルの統一ができておらず、これがOMO（オンラインとオフラインの融合）マーケティング戦略の効果的な実行を難しくしています。特に、大規模なオフライン顧客基盤を持つブランドや定期的に対面イベントを開催するブランドにとって、これは大きな課題となります。これらのブランドは、オフラインユーザーと継続的に繋がりを保ち、オンラインチャネルを通じて再度エンゲージメントを図る必要があります。

目的

課題

オフラインユーザーが物理的な場所を離れた後に、エンゲージメントを維持するのは難しい。
オフラインユーザーをオンラインメンバーに変えるには、ユーザーの関心を持続させる魅力的な取り組みが必要。

Appierのソリューション

製品：BotBonnie
機能：ゲームツール、遷移ツール- QRコードでチャット開始
強み：
- すぐに使える楽しいゲームツールを提供
- 簡単なQRコードスキャンで、オフラインからオンラインへのスムーズな移行が可能
- マーケティング担当者がパフォーマンスを簡単にモニタリング可能な、包括的なパフォーマンストラッキングレポート

オフラインユーザーをオンラインフォロワーに変えるには、以下のステップが必要です。

魅力的なマーケティングキャンペーンを提供し、ユーザーにブランドアカウントをフォローさせる。
これらのキャンペーンにより、オフラインからオンラインソーシャルメディアチャネルへのシームレスなコンバージョンフローを導く。

最初のステップを実行するために、ルーレット抽選やスクラッチカードなど、さまざまなゲームツールを利用することができます。これにより、潜在的なフォロワーをソーシャルメディアアカウントに引き付けるための魅力的なインセンティブを提供できます。

次に、遷移ツール「QRコードで開始」を利用します。実店舗やオフラインマーケティングイベントなどのオフライン会場に設置されたQRコードをスマートフォンでスキャンするだけで、簡単にユーザーをフォロワーに誘導し、ゲームツールにアクセスさせることができます。これにより、将来的にも再度エンゲージメントを図ることができます。

セットアップガイド

1.ゲームツールのチャットモジュールを作成

まず、インタラクティブなゲームツールを作成して、ユーザーにブランドのソーシャルメディアアカウントをフォローするように促します。以下のように、特定のマーケティングキャンペーンに適したキットを選択できます。例えば、

3000円の購入ごとに、スクラッチカードをプレイして無料の景品を受け取る（スクラッチツールの設定方法）。
マーケティングイベントでアクティビティーを完了することで、クーポンを獲得できるルーレットを回す（ルーレット抽選ツールの設定方法）。
ポイントカードを使って、500円ごとに1ポイントを貯める（ポイントカードツールの設定方法）。

2.チャットモジュールを開くQRコードを作成

［遷移ツール］を開き、［+ 遷移ツールを追加］をクリックします。ユーザーに利用してもらいたいソーシャルメディアチャネルを選択し、［QRコードでチャット開始］ をクリックします。

次に、以下の設定を行います。

キャンペーン名：このQRコードエントリーポイントの名前を入力します。
実行期間：このQRコードを常時有効にするか、期間限定で有効にするかを選択します。
チャット開始モジュール：ドロップダウンメニューから最初のステップで作成したチャットモジュールを選択し、QRコードのエントリーポイントとリンクします。ユーザーがQRコードをスキャンすると、選択したモジュールにリダイレクトされます。
トリガーアクション：QRコードをスキャンした際に実行するアクションを設定できます。例えば、このQRコードを「店舗A」用に作成する場合、スキャンしたユーザーに「店舗Aに訪問」のタグを付け、今後のリターゲティングキャンペーンに利用することができます。トリガーアクション作成に関する詳細は、トリガーアクションを参照してください。
チャネル：ユーザーにフォローさせたいソーシャルメディアのチャネルを選択します。QRコードは、ユーザーのデバイスでこのチャネルを開きます。

設定が完了したら、 ［生成］をクリックします。QRコードとURLが生成されたら、それをオフラインの会場で表示することができます。ユーザーはQRコードをスキャンして、ゲームツールを含むチャットモジュールを開くことができます。

3.パフォーマンスのトラッキング

［遷移ツール］を開き、作成した遷移ツールを見つけ、目（表示）のアイコンをクリックして、パフォーマンスレポートを表示します。

例えば、店舗A、B、C用に3つの異なるQRコードを作成した場合、それぞれのQRコードに対応したレポートが生成されます。これにより、パフォーマンスを比較して、最も成果を上げている店舗を特定することができます。